あの日
母の命日についてもう少し話させていただきます。
いまから16年前1995年1月6日
hiroelegance(12)
その日は父が友人と温泉に行っていて留守にしていました。
母と2人で留守番していると夕方4時頃
母に「買い物に行かない?」と誘われましたが
NHK紅白歌合戦の出場歌手のサインをFAXから
取り出すサービスでサインを取ろうと
コンビニに行こうとしていたので断りました。
コンビニから帰ってきても母はいませんでした。
少し嫌な予感がしていたのですが、
しばらくすると電話が鳴りました
病院の人「もしもしこちらK病院ですが、○○君枝さんのお宅でしょうか?」
hiroe「はいそうですが。」
病院の人「お母さんが交通事故に遭われてこちらの病院にいますのでいらしてください」
そこから病院に着くまでの記憶は曖昧なのですが、
自転車に乗って大急ぎで病院に向かいました。
受付で母の名前を言うとICUに連れられていきました。
小学生1人で来たので誰か大人の人を呼ぶように言われて
パニックでしたがたまたま覚えていた近所の伯母の番号を言って
伯母に来てもらいました。
伯母「大丈夫hiroeちゃん置いて逝かないよ」
そう信じたいですが嫌な予感が取りきれませんでした。
それからは母方の祖母、叔父さんが東京から
高速を飛ばして来てくれました。
みんなが集まってからはドラマみたいに
母に呼びかけてました。
そして亡くなって行きました。
父はしばらくして私の書いた置手紙を読んで病院に着きましたが
もう亡くなっていました。
寝て起きたら
夢だったらいいのに
そう思いました。
でも現実なんですよね。
それから毎年お墓参りに行っていました。
今年は北海道にいるので行けませんでした。
来年の命日にはお墓参りに行きたいです。